近ごろ暖かい季節が近づいているからか、留学生やワーホリなどで新しくケロウナに引っ越してくる方を多くお見かけするようになりました。夏にかけては観光でいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいますね!そんな中、
- 車がなくても、バスで移動しやすいエリアは何処?
- 治安が良い・悪いエリアはある?
- ファミリー層におすすめのエリアは?
と言うような質問をいただくようになりました。
ケロウナは小さな街なので公共交通機関はバスだけであまり発展しているとは言えませんが、車でも端から端まで30分くらいで移動できる、コンパクトで便利な街です。しかしやはり小さな街なので、日本語でも英語でも生の現地情報はなかなかないのではないでしょうか。そこで、現地在住5年の筆者、日本人目線でケロウナの街をエリア別にご紹介したいと思います!
日本から留学予定の方、旅行で宿泊先を探される方もどうぞ!
まずはケロウナ市全体を見てみよう
まず「ケロウナ」と言えば、このオカナガンレイクの東側、赤い点線で囲まれたケロウナ市(City of Kelowna)になりますが、橋を渡って西側のウエストケロウナや、ケロウナから更に北のレイクカントリーも一般的には「ケロウナ」とひとまとめに呼ぶことが多いです。市の管轄は変わりますが、ケロウナダウンタウンからウエストケロウナへは車で15〜30分、レイクカントリーへは30分ほどで行くことができます。どちらもケロウナ市内よりもワイナリーがたくさんあり、観光するのにとても人気のエリアになっています。
ケロウナ市はウエストケロウナからレイクカントリーに続く、Highway 97C 通称 Harvey Ave(ハーヴィー)が真ん中に通っており、Harveyを中心に大きく北部と南部に分けられます。北部は主にダウンタウンとGlenmore(グレンモア)と呼ばれる地域からなり、南部は主にMission(ミッション)と呼ばれます。さらに、Harveyの中心から東に伸びるHighway 33の辺りはRutland(ラットランド)と呼ばれる地域になります。
現地在住者はHarveyを越えるか越えないかで、移動の心理的ハードルが上がります。(信号の待ち時間が長いのです…!)
当記事ではケロウナ市内に絞って各エリアをご紹介いたします。それでは北部から詳しく見ていきましょう!
ケロウナ北部
Highway 97/Harvey以北はダウンタウンと、ほとんどがGlenmoreと呼ばれる地域となります。アクセスすることの多いであろうダウンタウン・ダウンタウンのNorth End・Glenmore・空港付近の4つのエリアを紹介いたします。
Downtown – ダウンタウン
まずはオカナガンレイクに面したダウンタウンをご紹介します。ケロウナのダウンタウンは端から端まで歩いても20〜30分もかからない、小さくて可愛らしい、コンパクトですが十分に楽しめるエリアです。
レストランやお店が立ち並ぶ中心地のBernard Aveは夏になると歩行者天国になり、ケロウナで最も多くの観光客が訪れるエリアになります。ビーチのあるCity Parkからダウンタウン北部のWaterfront Parkへ伸びる、オカナガンレイク沿いの遊歩道は夏でも冬でも最高に気持ちの良い場所のひとつです。
市役所・図書館・美術館などの公共施設、ホッケーアリーナでコンサートなどのイベント会場にもなるProspera Place、日本庭園のKasugai Garden、ケロウナにある2つの語学学校もダウンタウンにあります。
車なしで宿泊するなら、ダウンタウンがおすすめ!
ケロウナ市内の全てのバスが行き交うターミナルや、バンクーバーからの高速バス Ebusのバスディーポもダウンタウンにあるため、車なしでケロウナに来られる方はダウンタウンに宿泊することをおすすめします。筆者おすすめのダウンタウンの宿泊先はこちら!ぜひご参考にしてみてくださいね。
- ラグジュアリーな雰囲気を味わいたいなら、Delta Hotel
- ホテルサイトには載っていない、ダウンタウンど真ん中の超穴場ホテル Royal Anne
- カラフルでヒップ!City Park目の前の Hotel ZED
- 国際交流を味わいつつ費用を抑えるなら、ホステル Samesun
ダウンタウンの住宅事情
ダウンタウン中心には新しめの高層コンドミニアムがありとても便利ですが、お値段はケロウナ市内では一番高いエリアになります。スーパーマーケットのSafewayがあるRichter St. 以東は古めの一軒家やアパートが立ち並んでいるので、この辺りにはダウンタウン徒歩圏内のお手頃な物件を見つけることができます。
ダウンタウンの治安について
ケロウナは田舎ならではののんびりとした雰囲気で優しい方が多い街ではありますが、ここだけはあまり長居したくないな…と言うのがこのダウンタウンの中にある、Leon Ave. 、Pandosy St. からEllis St.の一画です。シェルターやクリニックが近くにあるため、薬物中毒の方が行き来が多い通りです。実害はないものの、いい雰囲気とは言えないのであまり近づかないことをおすすめします。
North End – ノースエンド
ダウンタウンの一部とも捉えられますが、ダウンタウンから東北にあるエリアをご紹介します。この地域は古くからの住宅街になりますが、ここ数年で開発が進んだ新しい地域になります。
Clement Ave.沿いにはレイクを望む高層コンドを始め、新しく低層で住みやすそうなコンドも建設が進んでおり、その1階には新しいレストランやカフェがたくさんオープンしています。またローカルBreweryが立ち並ぶ、筆者が勝手にケロウナBrewery街と呼んでいる一画もあります。ダウンタウンからは歩いて10〜15分ほどなので、若い方に人気のエリアです。
一番北にはケロウナ観光には欠かせないKnox Mountain(ノックスマウンテン)のハイキングコースも!春夏シーズンは山の中腹まで車で上がれます。ノックスから見る、オカナガンレイクは絶景です。
ただオカナガンレイク沿いにあるわりに、この辺りは気持ちのいいビーチはあまりありません。以前レイク沿いに巨大な材木工場がありレイク上にも材木を置いており、その工場の残骸があるため景観が良くなく、あまり泳ごう!と言う気にはなりません…。
現在工場は閉鎖され、再開発予定地として計画が進んでいるようです!
Glenmore – グレンモア
ダウンタウンからNorth End側、更に東にあるGlenmore Roadを中心とした、縦に大きく伸びる住宅街になります。ダウンタウンから直通のバスも数本通っているのでダウンタウンからのアクセスもよく、Orchard Mallなどの方面にも近いため、生活しやすく便利なエリアです。ケロウナの主要箇所は車があれば15分以内、自転車であればダウンタウンにも20分ほどでアクセス出来ます。
適度な大きさの一軒家が多く、ファミリー層に人気です。一軒家の一部のスイートを貸し出している人も多いため、単身の学生にも人気があり、昔からの日本人も多く住んでいるエリアです。
全体的にとにかく住宅が並ぶ住宅街ですが、Glenmore中心のあたりKane Road周辺にはスーパーやレストランがある便利なショッピングプラザがあります。北のNorth Glenmore(ノースグレンモア)はファームや果樹園が広がるのどかな光景が広がります。
Dilworth Mountainと言う小さな山もあり、そのあたりのDilworth(ディルワース)エリア、またダウンタウンから北に伸びているKnox Mountainの北側のWilden(ウィルデン)、Magic Estates(マジックエステイツ)などは住宅の新開発が進んでおり、絶景を臨める素敵な住宅が並んでいます。いわゆる高級住宅街になるのでバス停などがほぼなく、坂も多いため雪が積もって滑る冬は車も良い車(AWD/4WD)が必要になります。
更に北にはMckinley Landing(マキンリーランディング)と言うレイクカントリーの手前の新しい住宅街も開発が進んでおり、こちらもオカナガンレイクを臨める素敵な住宅が並んでいます。
そんな素敵な家が立ち並び、自然もいっぱいで街へのアクセスも良い最高の住宅街なのですが…。細長いオカナガンレイク、この北のエリアはレイクが対岸から7kmほどしかありません。2023年夏の山火事では火元の対岸のウエストケロウナからレイクを越えて飛び火して林に火が燃え広がったため、Glenmoreのほぼ全域が避難勧告になりました。住宅火災の被害はなかったものの、林の近くは注意が必要です。
史上最悪レベルの山火事でしたので…大きな山火事が起こるのは20年に一度と言われていますが、温暖化の影響で今後は年ごとに注意が必要です。
ケロウナ空港付近
Google Maps上では”Highway 97″エリアとして区分されていますが、ケロウナ空港ほど近くのこの辺りも、ケロウナ北部のひとつのエリアとして紹介したいと思います。
まずハイウェイ左側(西側)にはUBCO(University of British Columbia Okanagan campus)があり、空港付近はハイウェイ沿いにホテルがたくさんあり、レストランが揃っている新しめのショッピングプラザもあります。
ハイウェイ右側(東側)にはケロウナの観光名所・カンガルーファームがあります。付近には果樹園が広がり、ワイナリーやサイダリー、夏はチェリーや桃などのUpickやフルーツの直売所も出現します…直売所で買うフルーツは、スーパーとは比べものにならないくらい美味しいですよ。Mill Creek Regional Parkのハイキングもおすすめで、隠れた観光名所がたくさんあります。
車がないと周りづらいですが…レンタカーは空港で借りられます!
Quail’s RidgeやEllisonと言う住宅街もそこそこにあるですが、住むとなると空港付近は飛行機の騒音が気になるところです。
ケロウナ南部
Highway 97/Harvey以南は、Mission(ミッション)ひとまとめにすることが多いですが、その中でもPandosy・Lower/Upper Missyonと大まかに2つに分けてご紹介します。
Pandosy – パンドージー
地図で言うとダウンタウンからPandosy St. を南に下ったエリア。KGH(Kelowna General Hospital)を過ぎ少し行くと、通り沿いにかわいらしいレストラン・カフェやセレクトショップが並ぶ、第二のダウンタウンのようなエリアが現れます。リゾートホテルやビーチにも近いため、夏は観光客で大賑わいとなります。更に少し南に行くと、スーパーやリカーストアがある大きなショッピングプラザもあります。ダウンタウンまでのバスのアクセスも良いですが、ダウンタウンに行く必要もなさそうなくらい。
このエリアにはケロウナの公立カレッジ Okanacan Collegeもあるので、OCの学生さんはこのあたりで家を探すと良いでしょう。
このエリアの良いところは、なんと言ってもビーチが山ほどあるところ。観光客で賑わうBoyce-Gyroのような大きなビーチから、ひっそりとしたローカル民しか知らない小さなビーチまで。ビーチにぶらっと歩いて行きたいなら、絶対にこのエリアがおすすめ!当記事でも紹介しているビーチは、ほとんどこのエリア以南になります。
ただ、そんなビーチに近いエリアと言うことは…Flood(洪水)の危険性もはらんでいると言うこと。レイクだけではなくこの辺りには小さなcreekなどもあり低地が多いため、雪解け水で増水する春先に水位が上がってきます。大きなFloodは2018年を最後に発生していませんが、このあたりに住む方は「Floodplain map」を必ずチェックして、入居前に家に関する保険についてもよく調べておくことをおすすめします。
筆者はこのエリアを訪れて、ケロウナに引っ越そうと決めました。こんなところに住みたいなと思う地域、ナンバーワンです。
Lower/Upper Mission – ローワーまたはアッパーミッション
Pandosyより更に以南の、住宅街のエリアです。この辺りは上で紹介しているビーチの中でも更にローカル民が好むひっそりとしたビーチが多く、山も近いのでハイキングへのアクセスも抜群。Lower MissionからUpper Missionに変わると思われる一角にはレストランやカフェ、ブルワリーがある小さなプラザもあります。
このあたりはUpickができる果樹園が広がり、SummerhillやCeder creekなどの有名ワイナリーもたくさんあるので観光で訪れる方も多いと思います。夏や夏でなくとも、青い空に広がる山々とオカナガンレイクやブドウ畑を一望できる絶景はケロウナでも随一。
この辺りをドライブするたびに毎回、ケロウナって最高…と呟いてしまいます。
住宅街はPandosyエリアよりもだいぶ静かで雰囲気も良く、ファミリー層にもおすすめです。他の地域に比べると、家のお値段は高めになります。山に近いエリアは新しく大きな家が立ち並んでいます…と言うのも、このあたりは2003年の大規模な山火事で焼失したエリアもあるからです。とは言ってもそれ以来大きな山火事は起きていませんし、ケロウナ民憧れの住宅地でもあります。
ケロウナ中心部
Highway 97/Harvey以南辺り、どちらかと言うと南のエリアですが南と言うほど南でもないので中心部としてご紹介します。
Landmark – ランドマーク
Landmarkエリアはケロウナ唯一のオフィス街で、Parkinson Rec Centerの向かいにありHarveryを歩道橋で横断できます。冬になると巨大なクリスマスツリーが現れる場所、とご存知の方も多いかと思います。
このエリアを歩いてみると、一瞬だけここはケロウナのシカゴでは…?と思うほどにオフィスビルが並んでいます。この辺りは平日の人通りはなかなかあるので、実はカフェやレストランが充実しているまさに”Hidden Gem”のようなエリアです。みんな大好き、ラーメン屋さんの嵐さんもあります。週末は閉まるのが早かったり、お休みのお店もあるのでご注意ください。
2024年春から、Kelowna Farmer’s MarketはここLandmarkでの開催になります!土曜日に開けるビジネスも多くなりそうですね。
また、オフィス街の他には車関係の整備屋やICBC、ダンスやジムナスティックなどの子どもの習いごとのスタジオ、ホームセンターが密集している商業地です。この辺りは、コンドが数件ありますが住宅は少ない地域になります。。
Enterprise, Orchard Park Mall/Plaza – エンタープライズ、オーチャードパークモール・プラザ
先にご紹介したLandmarkより更にハイウェイに沿って東にある、商業地のエリアです。Enterprise, Orchard Park Mall/Plazaなどと言う正式な名前はないのですが、大体「モールの近く」と言えば通じるエリアです。先に挙げたDilworth mt.はこの辺りからもすぐアクセス出来るので地図上ではひとまとめにされていますが、住民は学区の関係もあり「Dilworthはグレンモアの一部」の見解です。
Orchard Park Mallはケロウナ唯一のショッピングモールで、その周辺にはショッピングプラザがいくつかあり、スーパーストア・Costco・カナディアンタイヤ・Walmart・Home Depotなど大型商業店が密集していてとても便利なエリアです。ハイウェイ沿いにあるたくさんホテルも比較的手頃です。
ケロウナ市民憩いの場・自然がいっぱいのMission Creek Parkが近く、現存のコンドもたくさんありますし更に続々と建設が進んでいます。交通量が多いので騒音が少し気になるところではありますが、この辺りに住むのは何かと利便性が高いと言えます。
ケロウナ東部
最後に、Highway 97/Harveyが北へ伸びる前に東へ分岐する、Highway 33からアクセス出来るエリアなどをご紹介します。
South/East Kelowna – サウス/イーストケロウナ
このエリアは地図上で見るとケロウナの下の方で、ミッションエリアからのアクセスも出来ますが、東部の一部としてご紹介します。このエリアの特徴は、なんと言ってもワイナリー!ケロウナ市内ではミッションに続いて、一番ワイナリーがあるエリアになります。ケロウナ市内から車で20分ほどの距離にあり、ワイナリーを何軒も効率よく回れるので、おすすめです(※テイスティングに参加される方は、ツアーに参加するか運転手の方を決めていってくださいね…!)。
このエリアにはチェリーやピーチ、アプリコットなどの果樹園もたくさんあり、夏には道路沿いにフルーツの直売所が並びます。夏の間の山盛りのフルーツがなった果樹園を眺めながらのドライブは、とても気持ちがいいですよ。
ダウンタウンなどの市街地からのバスでのアクセスは、乗り換えが必須となりとても時間がかかるので、車移動が基本の地域になります。
更に南のほうには鉄道の跡地を利用した絶景のサイクリングが楽しめる、ケロウナでも有名な観光地Myra Canyon(マイラキャニオン)もあります。
Rutland – ラットランド
Rutland(ラットランド)はHighway 97/Harveyが北方面に伸びていく手前で東方面へ分岐する、Highway 33を中心に栄えたエリアです。Highway 33をスキーリゾートのBig White(ビッグホワイト)に向かって東へ進んでいくと、道沿いにレストランやお店、スーパー、図書館、クリニックなどわりと何でも揃うショッピングプラザがいくつも現れます。ここはまたひとつの別の街かのような、生活しやすいとてもとても便利なエリアです。
どこからどこまでをRutlandと呼ぶのかが定かではないくらいの大きな住宅街が広がり、住宅街の中心には学校やYMCA、スケートアリーナ、野球・サッカーのフィールドやウォーターパークがある大きな公園もあり、子どものいる家族は訪れることの多い場所です。Rutland北部にはトランポリン施設やインドアプレイグラウンド、映画館、ボウリング場などのエンタメ施設が揃ったプラザもあります。
なんだかとても家族向けで、住みやすそうな地域に聞こえますね。…ですが、実は数年前まではファミリー層が家を購入するならなるべく避けておきたい、とされているエリアでした。と言うのも、少し「rough」な雰囲気の地域だからです。Straight outta compton、と言うちょっとヒップホップがテーマのギャング風味な映画があるのですが、地元の人はそれをもじって、Straight outta Rutlandと言ったりします。ずっと「治安が悪い」とされているので、逆にそれをネタにしているような感じですね。
そんなネガティブなイメージが大きいため、当然家の価格や家賃もケロウナ市内ではかなりお手頃です。広い一軒家も多いのでシェアハウスも見つけやすく、上に挙げた便利なショッピングプラザも近く生活しやすいため、留学生やワーホリの方にも人気のエリアです。特にコロナ禍(2020年)以後の数年間でケロウナ市内の住宅価格が一気に上昇したことに伴い、それまで少なかった若い家族の流入も増えファミリー化が進んでいます。
ケロウナの足立区と言うと、しっくり来ますね!
Black Mountain – ブラックマウンテン
Highway 33を更に東に車で10分ほど進むと急勾配な坂道が続き、現れるのがBlack Mountain(ブラックマウンテン)と言う住宅街のエリアになります。ほとんどの住宅が山の中腹の坂道にあり、ケロウナ市街・オカナガンレイク・ウエストケロウナの山々を一望できるのはここBlack Mountainだけではないでしょうか。夜になると、ライトアップされたケロウナの街がとても綺麗に見えます。
ご自分の家からこんな景色を臨めたり、こんな景色を楽しみながらハイキングをしたり…。リタイヤしてダウンタウンなどにえっこらひーこら通勤しなくて良くなったら、住みたいエリアです。
ご多分に漏れず、冬に雪が降った日はAWD/4WDの車がないとお家に帰れなくなります…!
まとめ
ケロウナ北部
- ダウンタウン
- Bernerd Ave.を中心にレストランやお店が立ち並ぶコンパクトで楽しいエリア
- 市役所・図書館などの公共施設、語学学校なども集合している
- 車なしで旅行するなら、宿泊におすすめ
- 住むならコンドが数軒あるが、North Endや東側に行かないと件数が少ない
- Leon Ave. 付近は良くない雰囲気の一画もあり
- North End(ノースエンド)
- 新しく建設されたコンドと古くからのアパート・一軒家が並び、ダウンタウンからも徒歩圏内
- コンド付近はレストランなどの開発が進んでおり、ブルワリー街など若者に人気
- 線路付近のテント村には立ち入らないこと
- Glenmore(グレンモア)
- 北部のほとんどを総称する、巨大な住宅街エリア
- ダウンタウンとOrchard Mall方面と両方に近く、ファミリー層にも人気
- 山付近には高級住宅街が広がるが、林の近くは山火事の際に懸念あり
- ケロウナ空港付近
- UBCO、カンガルーファーム、空港の近くにはホテルやショッピングプラザもあり
- 果樹園が広がり観光名所がぼちぼちあるが、車での移動が必須
ケロウナ南部
- Pandosy(パンドージー)
- Pandosy St. 沿いに並ぶレストランやお店は第二のダウンタウンのように観光客で賑わう。
- なんと言ってもビーチに近い!毎日ビーチへ歩いていける。
- KGH、Okanagan Collegeがある。
- Lower/Upper Mission(ローワー・アッパーミッション)
- ローカル民好みのひっそりとしたビーチ、ハイキングへのアクセスが良い
- 果樹園とワイナリーがたくさん。山々とオカナガンレイクとブドウ畑を一望できる絶景が広がる
- 雰囲気が良くファミリー層にもおすすめの住宅街あり。2003年には大規模な山火事も。
ケロウナ中心部
- Landmark(ランドマーク)
- ケロウナ唯一のオフィス街。平日は人通りが多く、意外とレストランやカフェが充実している。
- 商業地であり住宅はほとんどない。
- Enterprise, Orchard Park Mall/Plaza(エンタープライズ、オーチャードパークモール・プラザ)
- ケロウナ唯一のモール、スーパーストア・Costco・カナディアンタイヤ・Walmartなど大型商業店が並ぶ。
- ハイウェイ97沿いには手頃なホテルもたくさん。
- Mission Creek Park近くにはコンドが立ち並ぶ。騒音が気になるが利便性は高い。
ケロウナ東部
- Rutland(ラットランド)
- Highway 33を中心にショッピングプラザが広がり、ひとつの街のように便利。
- ラフな雰囲気のため、住宅・家賃がお手頃。
- 近年は留学生・ワーホリ・若いファミリーにも人気。
- Black Mountain(ブラックマウンテン)
- ケロウナ市街・オカナガンレイク・ウエストケロウナの山々を一望できる住宅街。
怒涛の勢いでケロウナの各エリアを紹介させていただきました!いかがでしたでしょうか?ケロウナ、どれだけ広いのかと思われるかもしれませんが、実はここでご紹介した地域、一番端のケロウナ北部から南のミッションエリアまで行っても、車で30分くらいのやっぱり小さな街です。こんなにコンパクトでありながら、意外と何でも揃う便利さがケロウナの良いところのひとつでもあります。
車があればもちろん行動範囲は広がって便利なことには変わりませんが、車がなくても職場や学校・ショッピングプラザが徒歩圏内やバスで一本で行ける地域に住み、車なしで生活している地元民の方もたくさんいます。
そして当記事を書いていて改めて思ったのですが、ケロウナって山が多いですね…!近年は山火事の心配もありますが、やはりオカナガンレイクを拝める景色の良い地域はケロウナならでは。そして、平地の住宅街でもシカなどの野生動物や見たことのない野鳥もたくさん見かけます。
ケロウナにいらしたことがない方も、ケロウナがどんな街かイメージが湧いてきましたでしょうか?コンパクトながらも便利さと自然が調和した街ケロウナ、ぜひ訪れてみてくださいね!
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