ケロウナの夏がやってきました…!そう!カナダ、ケロウナで圧倒的に良い季節、夏がやってきました…!!!2024年は6月になってもなかなか気温が上がらず肌寒い日もありますが、たくさん雨が降ったおかげで、今年の夏は山火事の心配も少なく長く続くんじゃないかな…なんて期待しています。
ケロウナの夏は暑く、通常7月・8月ともなると気温は30℃越えが常、40℃近くになる日もちらほらあります。とは言え、そんな気温でもなんと言っても違うのが湿度!日本から来てケロウナで初めての夏を過ごす方は、あまりにもカラッとした夏にびっくりされるかもしれません。
カナダ各地からの観光客もどっと増え、カナダのハワイと言われる所以も頷けるのではないでしょうか。
ケロウナを楽しむなら今しかない!と言っても過言ではないくらいの、ケロウナの夏。そんな夏を楽しむケロウナの観光・お出掛けスポットを紹介します。
毎年オカナガンの夏が天国すぎて、夏は働く気がゼロになります。
オカナガンレイクのビーチしか、勝たんッ…
ケロウナの夏といえば、オカナガンレイクのビーチを抜きには語れません!ビーチに行かずにどこに行くの?と言うくらい。ケロウナの東側は全面オカナガンレイクに面しており、観光客で賑わう大きなビーチから、ローカル民がのんびり過ごす小さなビーチアクセスまで、数え切れないくらいのたくさんのビーチがあります。
筆者は夏休みの間、午前中から夕方までいろいろな時間に週2〜3ペースでビーチに行っちゃいます!
オカナガンレイクの水は冷たいけれど、澄んでいてとても綺麗です。一日中泳ぐも良し、読書や砂遊びをしてのんびり過ごすのも良し、SUPやボートを借りて水上アクティビティに興じるも良し。
そして、2024年からはケロウナ市内のほとんどの主要なビーチで、飲酒がOKになりました!(詳しくはCity of KelownaのWebサイトをご覧ください)下の記事で紹介しているケロウナのビーチも全て、飲酒OKです!オカナガン地産のビール、ワイン、サイダーを買ってビーチでまったり飲み会…いいですね…!
砂浜や水の質、水上アクティビティレンタル・シャワー・更衣室・プレイグラウンド・周辺の飲食店・駐車場の有無などなど、ケロウナ市内のおすすめビーチの詳細はこちらの記事でどうぞ!
ケロウナ観光で家族や友人とビーチを訪れるなら、以下の2箇所がおすすめです。
- ダウンタウンの歩行者天国、Bernard Ave.からWaterfrontを歩いて行ける Hot Sands Beach
- 湖に飛び込むZipライン、カヤック・ボートレンタルもできる Boyce-Gyro Beach
ローカル民はもっと空いているビーチに行きますが、観光ビーチも楽しいのでよく行きます!
夏のフルーツ天国を楽しむ!
春の間にかわいらしいフルーツのお花を楽しむことが出来た果樹園…夏は、フルーツがもりもりになり、最高のフルーツ天国がやってきます!!6月はいちごから始まり、7月はハスカップやラズベリーなどのベリー、定番のチェリーやアプリコット、8月はこれぞオカナガンと言う甘いピーチ、プラムが採れます。(秋になってもブドウや洋梨、りんごが続きます!)
2024年6月現在、今年は記録的な冷夏&マイルドだった冬を襲った大寒波のためフルーツが大不作のようです…。収穫時期も遅れ、値段も高くなると予想されます。特にピーチとアプリコットが壊滅的な状態だそうです…
日本人の方には、さくらんぼ狩りのU-pickも観光のひとつとして大人気!日本の時間制と違い、こちらは採ったぶんだけお金を払う重量制なので、その場で食べることはできませんが、写真を撮ったりしながらゆっくりフルーツ狩りを楽しむことが出来ますよ。
U-pickは重労働で嫌だよ…と言う方(筆者です)は、ぜひ果樹園・ファームのフルーツスタンドや、マーケットから直買いしてみてください!都会のスーパーで買うフルーツとは甘みが全然違います。カナダのフルーツってゴリゴリで野菜みたい… なんて言えなくなりますよっ。
オカナガンで採れるフルーツと時期、どこで買えるかなど、詳しくはこちらの別記事をご覧ください!
ワイナリー・ブルワリー・サイダリーのパティオ飲みが最高!
ケロウナのワイナリーやサイダリーは一年を通しておすすめしておりますが、ハイシーズンの夏のワイナリーを抜きにしては、ケロウナの夏は語れません!青々としたぶどう畑やレイクを眺めながら、青空のもとパティオで飲むのが最高です。ああケロウナ来てよかったな、天国かな?と、もう全てがどうでも良くなってしまうほどです。
こちらは特にパティオ呑みを楽しめる、筆者お気に入りのワイナリーです!
- 唯一ビーチに面しているワイナリー Frind Estate Winery
- 美しいガーデンパティオが楽しめる Ancient Hill Winery
- 色鮮やかな花とギャラリーも!The Vibrant Vine Winery
- ぶどう畑に囲まれたパティオ Priest Creek Family Estate Winery
パティオ呑みが出来なくても、どのワイナリーもみんな違ってみんないい。おすすめじゃないワイナリーはない、くらいにおすすめなので、ぜひ気になるところは全部行ってみてくださいね!(筆者もケロウナ在住5年、まだ全然行ききれてないくらいたくさんあります…!)ケロウナのワイナリーについてもっと知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
ケロウナにはワインの他にもサイダー、いわゆるシードルが楽しめるサイダリーもたくさんあります。
前述した、ケロウナの美味しいりんごやチェリーから作られたサイダー、美味しくないわけがないですよね…?お酒が大好きな筆者は、サイダーなんてジュースでしょう?と思っていたのですが、初めてサイダリーで作りたての生サイダーを飲んだ時は、美味し過ぎて飛びました。ぜひ、缶ではなくサイダリーでサイダーを試していただきたいです!
サイダリーでもテイスティングを楽しんだあと、ほとんどのサイダリーでパティオ呑みが出来るところがあります。
- 焼き立てピザも美味しい Upside Cidery
- アルパカと触れ合える Soma Craft Cidery
- りんご畑の中のパティオ Scenic Road Cider Co.
- オカナガンレイクを臨む広々パティオ Truck 59 Ciderhouse
そして夏と言えば!やっぱり飲みたいビール!!ケロウナのダウンタウンから北にあるNorth Endエリアには、たくさんのBreweryが密集しており、筆者は勝手に「ケロウナブルワリー街」と呼んでいます。歩いて何軒でも寄れちゃいますよ!ほぼ全てのブルワリーにパティオがあります。
- ダウンタウンのヒップなブルワリー BNA Brewing
- 広々パティオで大人数にもおすすめ Red Bird Brewing
- 店内もおしゃれでかわいい Vice & Virtue Brewing
- つまみも美味しい Rustic Reel Brewing
- ミントグリーンのパティオがかわいい Kettle River Brewing
North End以外にも、おすすめブルワリーがたくさんあり過ぎて書ききれません…!
そしてなんと、下記2軒のブルワリーには、日本のラーメンの屋台がやってきます…!!!これはもはや反則と言っていいでしょう。カナダのクラフトビールに、日本のラーメン・から揚げなんて…もう…天国に一番近いカナダですね…。
ラーメンの営業時間帯は限られているので、下記の屋台のInstagramをそれぞれチェックしてくださいね!2軒ともノンアルの飲み物もたくさんあるので、お酒が飲めない年齢の学生さんやお子さんでも大丈夫です。
ワイナリー、サイダリー、ブルワリーをちょこっとずつ回れるツアーなどもありますよ!
夏は(比較的)涼しい午前中に!ハイキング
オカナガンレイクに面し、山々に囲まれたケロウナ。散歩に毛が生えたくらい歩けば絶景を楽しめるハイキングコース(トレイル)がたくさんあります!芝生や木々、空もグッと青くなり、また春とは違った夏の絶景を楽しむことが出来ます。
ただ!夏は日差しが強くものっすごいカラカラに暑くなるので、気温が上がる午後〜夕方ではなく、なるべく午前中のうちに行きましょう。日焼け止め、サングラス、帽子、お水たくさん、熱中症対策に気をつけてください…!
前述のとおりケロウナにはハイキングコースがたくさんありますが、観光者にも人気のハイキングの名所はこちら!
- ダウンタウンからアクセスもよく、展望台まで車でアクセスできる Knox Mountain
- 鉄道跡を走る絶景サイクリングコース Myra canyon
筆者、高所恐怖症のため実は行ったことがないのですが…意外と怖くないらしいですよ…?
今やらないでいつやる、キャンプ!(グランピングも!)
夏にしか出来ないケロウナの娯楽と言えば、キャンプ!(春と秋にもやりますが、やっぱり朝方など寒くてですね…笑)ケロウナはオカナガン地方の真ん中に位置しており、車で1−2時間の範囲内には民営もBC州営のものも、キャンプ場がたくさんあります。まさにBeautiful British Columbia!と言ったロードトリップも気軽に楽しめます。
静かなレイクで泳いだり、ボートに乗って釣りをしたり、キャンプ飯を楽しんだり、満天の星空を眺めながら、キャンプファイヤーしたり…。これぞカナダの自然、と言う体験ができます。
BC州営(Provincal)のキャンプグラウンドは自然がいっぱいで木々に囲まれたサイトが多く、キャンプ用品を取り揃えているガチキャンプ勢はBC州営のキャンプ場を好みます。が、予約がとても取りにくく、特に夏休み中の週末は争奪戦のため4か月前からの予約が必要です。
ケロウナ近郊の州営キャンプ場、おすすめはこちらです!
- ケロウナ市内から車で15分!最寄りの州営キャンプ場 Bear Creek
- オカナガンレイク北のキャンプ場 Ellison Park
- オカナガンレイク南のキャンプ場 Okanagan Lake Provincial Park South
- カラマルカレイクが美しいキャンプ場 Kekuli Bay
民営(Private)のキャンプ場は、ロッジやTeepeeに泊まったり、グランピングが出来るところも!州営のものよりお高いところもありますが、キャンプ用品をたくさん揃える必要もなく、ケロウナ・オカナガンの自然の中でキャンプ気分を味わうことが出来ます。プールやシャワーなどの施設が整っているので、キャンプ初心者やファミリーにもおすすめです。
ケロウナ近郊の民営キャンプ場、おすすめはこちらです!
- 静かな湖畔に佇むロッジで宿泊 Beaver Lake Resort
- ティーピー、ヤート、キャビンなど選べるグランピング Oyama Eco Lodge
南はペンティクトン、北はSicamousくらいまで含めて2時間くらい行くと、もっともっとオススメがあります…!
またこちらのサイトでは、おしゃれなグランピングサイトも検索できます!女子旅にぴったりですね。
親子カンガルーがお目見え!カンガルーファーム
空港近くにあるKangaroo Creek Farm。カンガルー、ワラビー、カピバラなどなど珍しい動物と直接触れ合えるこちらは、夏は観光スポットとして大賑わい。春に産まれ、お母さんの袋のなかで数ヶ月過ごしたカンガルーの赤ちゃんが、袋から顔を出してくれるのもこの季節ならでは!親子カンガルー、とってもかわいいですよ〜!!例年であれば、カピバラの子ども達が元気よく走り回る姿も。
こちらのカンガルーファーム、夏はとっても暑くて炎天下の日は避けたいのが本音ですが、数年前に新しく建てられたこのロケーション、真夏の日にはオーストラリアにプチ旅行したかのような雰囲気もなかなか気に入っています。
巨大なアカカンガルーがびっくりするほどダラ〜ッとしている姿を見ると、同じ気持ちになってしまいます。
屋外マーケットを楽しもう!
毎週水・土に開催されている、ケロウナのファーマーズマーケット!夏はベンダーの数も多く、今年春から新しく出来たLandmarkの屋外ロケーションはとっても盛り上がっています。ケロウナローカルのフードからアクセサリーなどのローカルアーティストの作品まで、お土産やギフト探しにも。メロンパンのYumemil Sweets、アクセサリーのTomo Jewelryなどの日本人ベンダーさんも出店されています!また、日曜にはダウンタウンで、小型のサテライトマーケットも開催していますよ♪
さらに、今年はケロウナ初のナイトマーケットも!毎週木曜夕方、ダウンタウンにて開催されています。バンクーバーなどのアジア系ナイトマーケットとは違いますが、こちらもケロウナローカルのベンダーがたくさん出店されています。
ケロウナの屋外マーケットの営業時間・場所のまとめはこちら!
- Kelowna Farmer’s and Crafter’s Market | 毎週水曜 8am 〜 1pm|Landmark
- Downtown Kelowna Night Market | 毎週木曜 4pm 〜 9pm| Kerry Park
- Kelowna Farmer’s and Crafter’s ‘Satellite’ Market | 毎週日曜 9am 〜 3pm| Kerry Park
まとめ
- オカナガンレイクのビーチはマストです!
- チェリー・ピーチ・アプリコットなど、オカナガンのフルーツを満喫(※ 2024年夏は大不作ですが…)
- ワイナリー・ブルワリー・サイダリー、パティオでケロウナの酒を呑む
- 青々とした絶景をハイキング・サイクリング!
- 夏しか出来ない!近郊でキャンプ・グランピング
- カンガルーファームには親子カンガルーがお目見え
- 屋外のファーマーズマーケット・ナイトマーケットでお買い物
いかがでしたでしょうか?これぞケロウナ!ケロウナの最高の夏!と言うアクティビティがたくさんありますね。筆者は夏になると、本当にケロウナに引っ越してきてよかったな、天国だなと思う瞬間がどっと増えます。冬の分まで外に出て、日差しを浴びて…と毎日のようにビーチに通い、目に青と緑を焼き付ける日々が続きます。
ケロウナの夏は特に、遠方から観光でいらっしゃったり、お友達やご家族がケロウナに訪ねて来られることも多いのではないでしょうか?皆さんのお出掛けや観光の参考になれば、幸いです。皆さんのおすすめのケロウナの夏の過ごし方も、おしえてくださいね!
こんな情報が欲しい
自分の情報やバナーを載せて欲しい
記事を書いてみたい
\ お気軽にお問い合わせください /